帰るところ ~憧れの空想少女人形の制作~

紀平 咲
2016
学科
大学院
受賞区分
芸術工学賞
備考

私は球体関節人形の制作を行ってきた。球体関節人形とは関節が球で表現された、自由に様々なポーズをとることの出来る人形の事である。
自身の制作する球体関節人形の文化や歴史について調べ理解を深めるとともに、作品として制作するのにどのような素材を選び使用するのが最適であるかを考え、ビスクという磁器の素焼き素材を選んだ。
卒業制作は「日夜彼女らを作り続けられたら」という私の願いをこめて作られている。『帰るところ』というタイトルは文字通り、私が帰るところを欲しているという願いを込めている。私が安心して帰ることの出来る場所には私の作った球体関節人形がいて私を歓迎してくれる。そこには球体関節人形と、私が作業する机、椅子、球体関節人形たちが居られるスペースがある。私以外の人はそこに干渉することはできない。そこは私を受け入れ居場所を与える唯一の場所である。そこを荒らされたりすることのないよう私は柵を立てている。

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本コンテンツは、神戸芸術工科大学卒展〔学部・大学院〕選抜集において、ホームページへの掲載を使用許可された作品を基に制作しております。 卒業生の方で改めて掲載に差し障りがある場合には、本学広報入試課までお問い合わせくださいますようよろしくお願いいたします。